歴史と伝統を守りながら、別府銘菓「ざぼん漬」を一つひとつ手作りで丁寧に仕上げています。
ざぼん漬の仕込みは、午前3時から始まります。
ざぼんの時期以外は冷凍された皮を使用するので、事前に水に漬けて解凍しておきます。
まずは、浄水とざぼんの皮を入れた鍋に火をかけ、じっくり1時間アクを抜いていきます。
その後、砂糖と水飴と浄水で炊き上げていくのですが、炊き上げる前に皮をカットしていきます。
このカットの段階で、どの商品に使用するかを決めていくため、カットだけで4時間かかります。
そして、ようやく商品ごとに調合したそれぞれの蜜と一緒に、6~7時間かけてじっくりと炊き上げていきます。
アク抜きから炊き上げまで約12時間かけて、宝石のようなざぼん漬は作られています。